DISTANCE 【8】
DISTANCE 〜 過去という陥穽 【8】
煙草に火を点けた長沢は、白い煙を吐き出しながら事も無げに言い放つ。
「本城がお前を落したっていうから俺は退いたのに、あいつも早々に振られて気の毒にな」
「・・・そんな賭けをして何になるんだ?馬鹿らしい」
「意味なら大いにあるさ、お前を抱けるんだからな」
「・・・っ、人を侮辱するのも大概にしろ!」
立ち上がってドアの方に歩きかけた御堂の肩を長沢は鷲掴みにしてぐいっと顔を近づけた。
「侮辱?褒めてるんだよ、お前には男もそそられるってことだ」
「止せ、触るな!」
「あの若僧には触らせるんだろう?お前にべったりくっついてたじゃないか」
「貴様、放せ!」
次の瞬間、長沢が御堂の胸を強く押して足を払った。バランスを崩した御堂は、整然とベッドメーキングしてあるセミダブルのベッドに仰向けに倒れた。間髪を入れずに長沢は御堂の両手を押さえて覆い被さる。
「っ・・・何するっ、どけ!」
「相変わらず冷たいな、女王様は」
長沢の身体の下で御堂は必死に逃れようと暴れるが、関節を固定された状態で身動きができない。
長沢はにやりと笑って御堂の首筋に顔を埋めた。
ちろちろと濡れた感触が這い回って、それが長沢の舌であることに御堂は寒気を覚えた。
「止めろ!放せと言っている」
「つれないことを言うなよ、俺はお前に今までずっとよくしてきたじゃないか」
激しく抵抗する御堂に長沢が無理矢理口づけてくる。顔を背けた御堂の唇を煙草臭い長沢の唇が塞いだ。ぬめる舌が御堂の中に入り込もうとしたその時長沢は顔をしかめて唇を離した。
「フッ・・・」
その下唇からは鮮血が滲んで、長沢の瞳は獰猛な色を湛えて御堂を見下ろした。
「少し大人しくしてろ」
暴れる御堂の両手首を絡めて頭の上でがっちりと押さえつけると、長沢はもう片方の手を御堂の股間に這わせていく。
「や・・めろ!!」
長沢は御堂の表情が恐怖を孕んでいるのを確認して残忍な微笑みを浮かべると、ゆっくりとジッパーを開けて御堂の全身を凍りつかせた。
・・・こいつは本気だ、本気で自分を抱こうとしている。
怖い。・・・嫌だ、もうあんな惨めな思いは絶対にご免だ・・・・
御堂の脳裏には克哉に初めて犯された時の陵辱の記憶がフラッシュバックしていた。
御堂の股間で卑猥に蠢く長沢の指先は、萎えた性器から移動して双玉を掌で強く握り込む。途端に御堂はその強烈な衝撃にくぐもった悲鳴を上げた。
「くっ・・ああっ」
「潰されたくなかったらじっとしてるんだな」
「やめ・・・痛っ・・・」
激痛を堪える御堂を嘲笑うと、長沢は御堂の唇にねっとりと舌を差し入れて捕食するかのように口腔を貪り始めた。先程御堂が噛んだ傷のせいで、鉄錆に似た獰猛な血の匂いが絡んでいる。少しでも抗う素振りを見せると、まるで罰を与えるかの様に長沢の手に力が込められる。御堂はその激烈な痛みと執拗な口づけに吐き気さえ覚えていた。
「御堂、俺はずっとお前のことが・・・」
「よ・・せ・・・っ」
「なぁ御堂、あんな奴と別れて俺の物になれ」
・・・何とかして今はこの状態を抜け出さなくては。
長沢の熱く猛った欲望を太腿に感じて、御堂は悪寒に震えながら必死で反撃の隙を窺っていた。
→ DISTANCE 【9】へ続きます。
煙草に火を点けた長沢は、白い煙を吐き出しながら事も無げに言い放つ。
「本城がお前を落したっていうから俺は退いたのに、あいつも早々に振られて気の毒にな」
「・・・そんな賭けをして何になるんだ?馬鹿らしい」
「意味なら大いにあるさ、お前を抱けるんだからな」
「・・・っ、人を侮辱するのも大概にしろ!」
立ち上がってドアの方に歩きかけた御堂の肩を長沢は鷲掴みにしてぐいっと顔を近づけた。
「侮辱?褒めてるんだよ、お前には男もそそられるってことだ」
「止せ、触るな!」
「あの若僧には触らせるんだろう?お前にべったりくっついてたじゃないか」
「貴様、放せ!」
次の瞬間、長沢が御堂の胸を強く押して足を払った。バランスを崩した御堂は、整然とベッドメーキングしてあるセミダブルのベッドに仰向けに倒れた。間髪を入れずに長沢は御堂の両手を押さえて覆い被さる。
「っ・・・何するっ、どけ!」
「相変わらず冷たいな、女王様は」
長沢の身体の下で御堂は必死に逃れようと暴れるが、関節を固定された状態で身動きができない。
長沢はにやりと笑って御堂の首筋に顔を埋めた。
ちろちろと濡れた感触が這い回って、それが長沢の舌であることに御堂は寒気を覚えた。
「止めろ!放せと言っている」
「つれないことを言うなよ、俺はお前に今までずっとよくしてきたじゃないか」
激しく抵抗する御堂に長沢が無理矢理口づけてくる。顔を背けた御堂の唇を煙草臭い長沢の唇が塞いだ。ぬめる舌が御堂の中に入り込もうとしたその時長沢は顔をしかめて唇を離した。
「フッ・・・」
その下唇からは鮮血が滲んで、長沢の瞳は獰猛な色を湛えて御堂を見下ろした。
「少し大人しくしてろ」
暴れる御堂の両手首を絡めて頭の上でがっちりと押さえつけると、長沢はもう片方の手を御堂の股間に這わせていく。
「や・・めろ!!」
長沢は御堂の表情が恐怖を孕んでいるのを確認して残忍な微笑みを浮かべると、ゆっくりとジッパーを開けて御堂の全身を凍りつかせた。
・・・こいつは本気だ、本気で自分を抱こうとしている。
怖い。・・・嫌だ、もうあんな惨めな思いは絶対にご免だ・・・・
御堂の脳裏には克哉に初めて犯された時の陵辱の記憶がフラッシュバックしていた。
御堂の股間で卑猥に蠢く長沢の指先は、萎えた性器から移動して双玉を掌で強く握り込む。途端に御堂はその強烈な衝撃にくぐもった悲鳴を上げた。
「くっ・・ああっ」
「潰されたくなかったらじっとしてるんだな」
「やめ・・・痛っ・・・」
激痛を堪える御堂を嘲笑うと、長沢は御堂の唇にねっとりと舌を差し入れて捕食するかのように口腔を貪り始めた。先程御堂が噛んだ傷のせいで、鉄錆に似た獰猛な血の匂いが絡んでいる。少しでも抗う素振りを見せると、まるで罰を与えるかの様に長沢の手に力が込められる。御堂はその激烈な痛みと執拗な口づけに吐き気さえ覚えていた。
「御堂、俺はずっとお前のことが・・・」
「よ・・せ・・・っ」
「なぁ御堂、あんな奴と別れて俺の物になれ」
・・・何とかして今はこの状態を抜け出さなくては。
長沢の熱く猛った欲望を太腿に感じて、御堂は悪寒に震えながら必死で反撃の隙を窺っていた。
→ DISTANCE 【9】へ続きます。
SSが気に入って頂けましたらポチッとお願いします、泣いて喜びます( ;∀;)
拍手&コメありがとうございます!!!
皆様のお声がSSの糧、いつも嬉しく拝見させていただいております m(・∀・)m
★ Kiss me:side B にコメ下さった匿名様へ
どうもどうも、コメありがとうございます〜〜
<御堂さんの「馬鹿」は破壊力抜群
ですよねですよね、MBBでも言ってましたね、超可愛い!!!
御堂さんって仕事以外ではスコーンと迂闊だったりしそうで、それがまた萌えポイントです。
「馬鹿っ」は暫らくSSでもヘビーローテさせて頂きますwww
ではでは楽しんで頂けてよかった・・・またいらして下さいませ。
★ Kiss me:side B にコメ下さったKOTETSU様へ
はじめまして、拍手&コメント本当にありがとうございます〜
メガミド好きな方、発見!!
実は御克祭りをやってた頃に比べると反響激減しておりましたw、御克好きな方が多いんだなぁと実感していたところです。
<これからもラブラブなメガミドを楽しみにしています
ほほほ〜い、管理人はメガミドが一番好きなCPなので、暫くはメガミド尽しで参ります。
またお暇な時にでもお越し下さると嬉しいです・・・(^∀^)ノ
★ DISTANCEにコメ下さった匿名様へ
はじめまして、拍手&コメント本当に嬉しいです、ありがとうございます
<貴サイトのメガミド大好きなので、メガミド祭すごく嬉しいです
ほほほほんとうですかっ(落着け私
結構御堂さんが乙女化してて眼鏡がイイ奴になる傾向がありますが、
こんな駄ブログでよければいつでもお越し下さいませっ!! m(・∀・)m
★ DISTANCEにコメ下さったぴぃ様へ
こぬつは、ぴぃ様。いつも本当にありがとうございます(涙
マガビー私もコミック発売まで待とうかなとも思ったんですが、我慢できませんでした〜
本物のメガミドの良さはもう圧倒的なので、うちの駄ブログで折角盛り上がった
テンションが落ちてしまわれないといいなぁと思います OTL
SSはみどたんが酷いことになってますが、また遊びにいらして下さいませ (´∀`)ノ
★ DISTANCEにコメ下さった蒼様へ
みどたんが酷いことになっててすみません〜〜(;´Д`)
とりあえずみどたんファンの方はこれは衝撃ですよね・・・
本城捏造、長沢捏造、妄想し過ぎです!しかも全員ガチホモ決定〜〜(オイオイ
眼鏡にもこれから登場して貰いますので、お楽しみにww
ではでは、いつも本当にありがとうございます、愛してます(告るな!
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